About “MYTH”

『MYTH』とは

ポリ(@poritw)が1994年~執筆&1999年~2001年に同人誌として頒布・Web連載していたファンタジー長編小説です。
2002年に公開を終了してからは水面下で一人のんびりと執筆と世界設定の練り込みを進めていました。2018年1月にSNSにて創作活動を再開しましたが、そこでは本編を公開せずに、キャラクターと世界設定をメインに紹介しています。
 
今回公開したWebサイト「『MYTH』FILM STORY Website」では、活動再開後に細かく触れることがなかった「『MYTH』の本編」を紹介していきます。
※Twitterでは対象年齢の関係上、重い部分(負の感情を強く刺激するような内容)を省いて、ふわっとしたあらすじだけを紹介していました。
 
作品(『MYTH』―旅路編―)のストーリー概要は、【「守られ系主人公の ティラル 」と「強いお姉さん ナツキ 」の2人が、世界各地を旅していく中で多くの出会いと別れを繰り返しながら様々な種族や国の文化に触れていく】というお話です。

『MYTH』の世界設定

『MYTH』の舞台は、《神》という存在が実在した《神話時代》の終わりから約850年ほど経った頃の世界です。
ここには《世界》という言葉は存在せず、それに近い感覚で《星》という言葉が使われています。(※Twitterでは便宜上「世界」という単語を使用しています)
主な舞台となるのは、 西の大陸 、 東の大陸 、両大陸の南端同士に橋を掛けるように在るエーリエル諸島。大陸とは言っても面積的にはさほど大きくはなく、両大陸共に四季に対する概念が共通していることと、両大陸の時差は半日に至らないことから、『MYTH』で語られる「舞台」は《星》の一部でしかないものだと思われます。(《星》に他の大陸が存在するのか否かは不明)
 
世界観は我々が一般的に想像する『剣と魔法のファンタジー』に近いものです。
人間(以降、 ヒト族 と表記)・ エルフ ・有翼種族(以降、 イニス と表記)など複数の種族が共存し、《神》が眠りにつき《神話時代》が終わって約850年が経過する今でも、ヒト族は《神》を絶対的なものとして畏れ敬い、信仰しています。魔力・魔法・精霊・紋章・刻印といった、非科学的な力が当たり前のように存在し、ヒト族にとってそれらは権力の象徴でもあります。
また、「魔力=権力」となる時代背景からか、機械の開発や普及はかなり遅れています。特に武器の機械化は規制されており、道具でも複雑なものは作られておらず、移動も馬が最速で、船は人力か魔力で動きます。ヒト族は未だ空を飛ぶ技術を持っていません。

 
《神》が存在していた頃には竜とイニスが世界を飛び回り、精霊がより強い力を持っていたため精霊の祝福を受けて生きるエルフの寿命は今よりも10倍は長かったといわれています。
ヒト族の数はきわめて少なく、他種族もヒト族を力を持たない短命種として目にもとめず、人々はひっそりと生活していました。魔力自体はすべての種族が所有していましたが、種として魔力が極端に低いヒト族がようやく魔法という技術を得たのは神話時代の終結以降のことです。

■『MYTH』自体の紹介用Webサイトはこちらになります。
 キャラクターや世界設定、イラストなどに興味がある方はこちらをあわせてご覧ください。

他、関連サイト

■ 劇場版『MYTH』―旅路編―
『MYTH』を「架空の映像作品」として紹介しているプロモーションサイトです。

■ 創作『MYTH』イメージソングコレクション「Image Song of “MYTH”」
『MYTH』のイメージソングCDアルバムの特設サイトです。

■ BOOTH(通販)
『MYTH』の冊子やグッズの通販を行っています。

※このサイト内で紹介する『MYTH』の設定について

■ Twitterでのティラルとナツキの設定は【ティラル15歳、ナツキ23歳で固定】でしたが、「『MYTH』FILM STORY Website」では、【全てのキャラクターが作品の中で流れていく時間に沿って加齢していきます(『MYTH』の前編は約3年です)】。
※サイト内で紹介している年齢は初登場時の数値を記載しておりますので、Twitterで紹介している固定の年齢とは異なる場合があります。

■ 現在公開している『MYTH』は、過去に同人誌として発行していた『MYTH』を、世界設定と大まかな話の流れはそのままに全面的に加筆修正を行って再構築したものになります。